浜松市は、2005年7月1日に周辺11市町村を編入合併、2007年4月1日に非道府県庁所在地では4番目の政令指定都市となった。
7つの行政区で構成され、それぞれの区域および区役所の位置は、合併協議の際に決められた。
なお、全ての区に鉄道駅が存在する。
区名 | 範囲 |
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中区 | 中心部・泉・幸・萩丘・花川 |
東区 | 積志・長上・笠井・中ノ町・和田・蒲 |
西区 | 入野・篠原・庄内・和地・伊佐見・神久呂・雄踏・舞阪 |
南区 | 白脇・新津・飯田・芳川・河輪・五島・可美 |
北区 | 都田・新都田・三方原・細江・引佐・三ヶ日 |
浜北区 | 貴布祢・美薗・中瀬・小松 |
天竜区 | 二俣・山東・横山・熊・春野・佐久間・水窪・龍山 |
太平洋ベルト沿いで東京と大阪の中間付近に位置し、南部の平野と北部の山間で構成されている。面積は岐阜県高山市に次いで全国で2番目に広い。豊かな自然に囲まれており、北部は赤石山系、東部は全国でも有数の流域を持つ天竜川、南部は広大な砂丘からなる遠州灘、そして西部は浜名湖と四方を異なる環境に囲まれているため、市内各所に舘山寺や奥浜名湖、弁天島、白倉峡などの景勝地がある。
静岡県
愛知県
長野県
平野部の気候は温暖で、2月でも晴れた日には上着なしで外出できる日もある。しかし、「遠州のからっ風」と呼ばれる強い季節風が吹くため、気温以上に寒く感じられる日も多い。山間部は夏になるとフェーン現象により、全国一の高温を記録することもある。山間部の天竜区水窪町が豪雪地帯に指定されている一方で、沿岸部の浜松市中心部(中区・西区・南区)は降雪量累計の平年値が0cmであるなど地域差が大きい。
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